GO▶︎GOTSU!に「蔵庭」掲載

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東京出張を終え、昨晩島根に移動しまして、カフェは明日土曜日から営業です。やはり、どうしても臨時休業のお知らせが行き届かず、ご迷惑をかけてしまったお客様が多数いらっしゃいました。せっかく来ていただいたところ申し訳ありませんでした。

さて。江津の方がどれだけ知っているのかはさておき今年の3月末、『GO GOTSU』というサイトができました。”山陰の「創造力特区」へ。”というスローガンのもと、江津市のシティ・プロモーションとブランディングの一環でこの町で仕事を作り出している人物にフォーカスした内容で、それぞれの登場人物のインタビュー記事が公開されています。蔵庭はこの中では一番新人ですね。東京の大手広告代理店がディレクションしている割と大掛かりなプロジェクトで、渋谷ヒカリエでは「東京なんて、フっちゃえば?展」というPRイベントまで行っていました。greenzでも記事にされていました。

蔵庭を掲載いただいたことに加え、このGO GOTSUというウェブサイトの制作やスチール撮影なども担当させていただくという光栄な機会もいただきましたが、個人的には今後もコンテンツを充実させながら、生きたサイトにしていただきたいなと思います。人物でいえばエキサイティングな方がこの町にはたくさんいますし、多くの人に見せたい場所やモノ、企業など無数にあります。

2020年の五輪開催はもちろん、観光産業は21世紀最大級の産業であることで都心部だけではなく地方都市もPR活動に力を入れているところは入れています。一部メディアは地方回帰を促していますし、影響を受けて移住する人も増加傾向にあります。2015年の移住トップ3は長野、山梨、そして何と島根ですが、しばらくは地方移住ブームの流れはそれなりにありそうです。

メディアは良いところばかりを見せるのが基本ですし、行政はじめ各種団体もたくさんのフォローや相談窓口を用意していますが、それらはすべて「サポート」であってそこに依存しているようだと一時的な生活にしかならないことは知っておくべきだと思います。島根は手厚いサポートが多いように感じますが、それでも「こんなはずじゃなかった。」と思うことは必ずあるものです。むしろ「こんなはずじゃなかった。」と思うだろうなと想定しておくくらいが丁度いいかも知れません。それくらい想定しておいたほうが気がラクだと個人的には思います。とにかく行政や他人をあてにすればするほど後でしんどくなるのは自分です。

今年は島根移住3年目、蔵庭2年目を迎えます。僕個人の仕事に関していえば個人力をあげればあげていくほど仕事が向こうからやってくることを感じます。引き続き気を引き締めながらやっていこうと思っています。「クライアントを喜ばせたい!」というモチベーションが何よりも大事です。そして予算と期日を守ること。

島根移住は自分にとって人生のいいケーススタディになりつつあります。この先5年後10年後はアジアは世界の経済の中心地になることが確実視されていますが、「島根や自分とは関係ない」と思っていると世界から取り残されてしまうのでしょうし、そもそもアジアがこれからどうなっていくのかはとても楽しみなことです。人口減少や過疎化が著しい地方都市でサバイブできる術を体得することで実はこれからの未来が切り開かれていくように感じています。島根、江津、蔵庭といい環境の中に身を置けていると感じる一方で、心地よい場所で蛙のようにならぬよう、刺激を得なければいけないと思っている今日この頃です。

GO GOTSU! 山陰の「創造力特区」へ。