kuraniwaのベジなグラタン

gratin

蔵庭のメニュー「パスタ」は日によって「はんだ牛蒡と里芋、キヌアのグラタン」になっています。

暑い季節にできる夏野菜はからだを冷やしますが、冬野菜の根菜類にはからだを温める作用があります。野菜の皮や根、根菜の葉、あくなどを含め、一つの野菜丸ごと全体を頂くことで栄養バランスがとれるという考え方がマクロビオティックの基本にあります。秋の野菜といえばブロッコリー、カリフラワー、玉ねぎ、れんこん、ごぼう、にんじん、大根、里芋といったものですが、これから寒くなるので旬のものを、そしてカラダをあたためる作用がある野菜をたっぷりいただきたいですね。

グラタンに使っているキヌアとは、健康的な体調管理に適した栄養バランスに優れた南米産の食材で、必須アミノ酸をすべて含み、また各種機能性も豊富で「完全食品」とも称されます。(ちなみに穀物ではありません。)最近ではスーパーフードが話題になっていることもあって名前は聞いたことがある、という方も多いかも知れません。

僕にとってのグラタンは小学校の給食で食べた「マカロニとチーズのグラタン」でして、牛乳とチーズのとろみが効いたあの味はたしかに憶えていますが、今は牛乳やチーズを積極的に摂らなくなったこともあり、久しく食べていません。kuraniwaは100%植物性フードですので、牛乳のかわりに豆乳を使用してマイルドに仕上げています。鶏肉のかわりに牛蒡や里芋がたっぷりで、もちろんパスタも使っています。日替わりでパスタとグラタンが変わります。

「あー、野菜が食べたい!」という方はぜひkuraniwaへどうぞ!