レセプションパーティ開催。

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蔵庭のリノベーションキャンプと島根県でお世話になっている方々をお招きし、蔵庭のお披露目を兼ねたレセプションパーティを昨日開催しました。たくさんの方々が梅雨明けした晴天の下、駆けつけてくださいました。(連休中のお忙しい中、本当にありがとうございました。)パンの食べ放題とベジ料理のビュッフェとドリンクなどで今の私たちの精一杯でおもてなしさせていただきましたが、みなさん笑顔とともに時間を楽しく過ごしてくださったように思います。私たちもほっとしつつも、心から無事に開催できたことを嬉しく思っています。蔵庭を祝してくださったみなさんの思いと気持ちがこんなにたくさんの華(↑)になりました。

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全面的に監修してくださったdesign office sukimonoのみなさんからはこんな「小宇宙」が届きました。スキモノという会社の丁寧な仕事ぶりが集約された”作品”です。普段の仕事の合間に「苔を育てて作って」くださったことを想像すると嬉しくて堪りません。ここで使われている「木」は蔵庭がある松川町にあった「木」を使用したそうで、曰く「地域に根付いてもらうこと」を意味していると聞いた瞬間、背筋が伸びる思いがしました。蔵庭の根をこの地にはって運営していきたいと思います。

これとは別に「苔アート」を制作してくれた友人にも心から感謝ですし、家主さんからは大きな大きな、大きなグリーンを頂戴しました。とにかくたくさんの方々から素敵なプレゼントをいただき、なんと御礼をお伝えしていいのかわからないというのが正直なところです。精一杯元気に営業していくことが役割だと感じていますので一歩一歩進んでいきたいと思っています。全ての方からの品々をご紹介したいところではありますが、割愛させていただきつつ、みなさんのお気持ちをしばらくの間店内に飾らせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。

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蔵庭の完成が近づくにつれて、島根東部の松江、出雲、雲南方面からもたくさんの方が立ち寄ってくださいます。蔵庭のフライヤーをたくさん持ち帰って「いろんな人に渡しますよ!」「あそことあそこに置いてもらいます!」みたいなことを言ってくださり、人のことをまるで自分ごとのように楽しく考えてくださるんですね。こういう隣人にやさしい感じ(?)が田舎暮らしの醍醐味なのでしょうし、自分が住んでいる土地を愛しているからこその行動なんだなと感じます。松江、出雲、雲南にもおもしろいことを仕掛けている若手プレイヤーの方がたくさんいることがとてもよくわかりましたし、共感できることも多々あるでしょうから、ぜひ僕も時間を見つけて東部へ冒険に出たいと思っています。(以前、安来市に行き、マクロビオティックに関するレポート記事を書きました。)島根県、元気ですね!

梅雨明けした山陰地方は夏の空がやってきました。波子にある白浜のきれいな海岸は海水浴の客で賑わっています。ここ江津の町に漂う「自由な風」は来る者を拒むことなく、まさに自分次第で人生をクリエイトすることが可能な風土があると感じます。むろん自由と責任、権利と義務は表裏一体であるのは言うまでもありませんが、個人的には「やりたいことができる町」だと強く思います。たくさんの地域課題は存在しますが、僕はまずは「個人」が確立されることが大切だと思っていまして、自分の仕事に「蔵庭」というものが加わったことで、島根生活の軸にしていこうと思っています。正式には24日(金)からスタートしますが、気持ちの上では昨日のレセプションを持って蔵庭はオープンしたと思っています。僕もほぼ常駐しておりますのでどうぞお気軽にお越しくださいませ。

これまで本当にたくさんの方々が私たちを支えてくれました。心から御礼を申し上げます。そしてこれからはじまる蔵庭をどうぞよろしくお願いいたします。

蔵庭:戸田耕一郎

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