真夏のソーダと5年の歳月

 

カフェでは真夏のソーダをはじめました。スムージーも合わせて3種のラインナップです。

●Granite Soda / グラニテソーダ
季節の果物を使った自家製グラニテ(シャーベット)を炭酸で割った爽やかでフルーティなドリンク。

●Mango Tea Soda / マンゴーティソーダ
マンゴーの果肉、ピューレがたっぷり入った有機紅茶の炭酸割り。

●Tropical Smoothie / トロピカルスムージー
すもも、パイナップル、バナナ、ココナッツミルク、マヌカハニー、アガベシロップをたっぷり使った南国スムージー。

 

梅雨明けして、真夏の日々ですね。コロナ対策しながら熱帯日本で暮らす2020年。花火大会や夏の行事が自粛されてなんとなく気が晴れない気分ですが、海に川に山と、密がほぼゼロな石見地方は実は贅沢な場所だと思っています。都市部にいるとそうはいきませんよね。(私的な話ですが、僕は毎日のように海で心身を浄化しています。海に浮いている時、本当に贅沢な気分を味わっています。)

『海に入るとパワーをもらえる』という言葉を最近ライフセービングクラブの方から聞きましたが、とても腑に落ちました。自然の中に身を委ねるとそれだけでスッキリしますし、リセットされます。趣味やスポーツともちょっと違うと思える自然のリセット法。この土地からもらえる恩恵を最大限活かしたいと日々考えています。

8月の営業カレンダーを更新しています。(さらに変更する場合がございます。)

 

7月で蔵庭も5周年を迎え、6年目の営業に突入しました。相変わらずアンニバーサリーなことはやりませんが(笑、たくさんのお客様が足を運んでくださることに日々本当に感謝しています。紬麦さんはファンが多く、イベントはもちろん店頭でも完売が続いています。カフェも当面は1メニュー&最小の人数で運営していますが、メンバーのゆうがちゃんがインスタを運営してくれるおかげでプッシュしている商品がよく注目されるようになりました。

物事を成就させるには最低7年の時間と計画が必要、と僕は考えています。蔵庭をやろうとみんなで話しているときに「最低でも7年がんばる」と僕は決めていました。何があってもとにかく7年。今6年目。少し見えてきたように思います。、、と偉そうに語っていますが、誰よりもがんばっている -がんばっているという表現ではなく、”普通、通常”と言ってもいいかもしれません- のは紬麦の純子さんであり、蔵庭の妻だと思います。この5年間、開店事故のようなことは一度もありません。お二人ともプロフェッショナルだなと客観的に見ていて思います。

僕はこの数年、自分の仕事にほぼすべての時間をさいているのでカフェに立つことはなくなりましたが、今やこの場所は紬麦と蔵庭の女性陣ですべて運営されています。(先日スタッフのみなさんから5周年のお祝い花を頂戴しました。集合写真も見せてもらいましたが、本当に素敵な女性たちです。)僕の役割は庭掃除と写真くらいですが、庭掃除は実母と実姉が協力してくれるおかげでなんとか庭も保てています。こう書くとみんなで運営しているんだなーということを改めて感じます。僕は僕で与えられたことを精一杯やっていく、6年前と全く変わらない島根の仕事と暮らしです。

蔵庭の空間はお客さんと私たちでつくる空気でできているんだよなあ、とことある度に思います。そこに彩りを与えてくれるのは、焼き上がったベーカリーとやさしくて多彩なカフェメニューです。僕も初心を忘れずに。6年目の蔵庭を引き続きどうぞよろしくお願いいたします。