春!バイロンボウル!
今週9日、金曜日からカフェ営業スタートです。
春メニューの新作として「バイロンボウル」をはじめます。バイロンボウルとは冬休み中に僕たち家族が現地(豪州・バイロンベイ)に行った際に出会ったベジタブル満載のヘルシーなボウル料理です。「蔵庭でやるメニュー視察」も兼ねたトリップでしたが、「うん、これだよね。」と妻と意見が一致。実現に至りました。
いわゆる「ブッダボウル」と呼ばれていまして、そのネーミングから仏教と関連があるかと思いきや名前の由来は「盛り付けがポコンとしてて大仏様のお腹に似ているから。」だそうです。
バイロンベイ周辺のエリアは米国・西海岸の60年代のヒッピーカルチャーやカウンターカルチャーの影響が色濃く残っており、そもそもブッダ・ボウルは米国西海岸で人気があるメニューで飛び火したのかも知れません。もっともこの時期から初夏まではボディデトックス期間で、ローフードやベジタリアン料理がカラダに適している期間でして、蔵庭でも「バイロンキャンペーン」と掛け合わせてこのメニューをご用意しました。(玄米プレート、パスタプレートは健在です。)
この小さな町は海や植物をはじめ自然を愛する人が多く住み、また観光でやってくる人たちも同様でカフェやレストランでは「ベジ対応」がもはや当たり前です。(かと言って特別にベジを主張をすることもありません。)
内容は季節の野菜で作ったデリ4種とサラダ、プレーンピザ、Halloumi(ハルーミ)チーズをのせています。 ハルーミとは、キプロス料理の一種で、ヤギ乳と羊乳の混合物から作られるセミハードタイプの非熟成塩漬けチーズのことで、原料に牛乳が用いられることもあり、フライやグリルに適していることもあり、カリカリにしています。ハルーミは、キプロス、ギリシア、レバント他イギリスでも人気があるそうです。
(※ハルーミは乳製品です。蔵庭のコンセプトと異なりますが、このメニューのみ使用しています。ベジ対応の方はスタッフに言っていただければベジなデリをご用意することが可能です。)
バイロンベイではどこのカフェでもハルーミを使っていると言っても過言ではないくらい。スーパーでもよく売っていました。先日開催したGOつくる大学の講義「自分のしたい暮らしって何だ学」はバイロンベイを題材にしているのでランチで提供させていただきました。受講者の方々には喜んでいただけたと感じています。
Byron bowl ¥1,200 (スープ付き)
バイロンベイの簡単な写真集もご用意しました。ぜひ手にとってくださいね。
ちなみにこちらが現地のブッダボウル。ヘルスコンシャスな町、バイロンベイです。