東京で島根を想う
先週から現場仕事がいくつかあり、僕だけ東京にいます。今年は春から秋のほとんどを島根で過ごしているせいか、あれだけ住み慣れた八王子ですら大都会に感じてしまいます。今回は珍しく飛行機に乗り、締め切り仕事に追われながら羽田から浜松町で降り、そのままカフェに篭ったりしています。(そういえば島根・浜田〜東京の深夜高速バスがなくなったのをご存知ですか?使う頻度がそれなりにあった僕としてはこのニュースは大変残念です。お願いだから復活してください。)
浜田や江津を中心に地域に元気を与えようとする仕事やプロジェクトが僕自身、増えています。蔵庭ができたことでより増えてきた印象です。自分で言いますが、リスクをとり、顔が見えたことで「謎の人物」ではなくなったのかも知れません。いや、まだまだ僕の仕事の仕方は異質と思われているかも知れません。
最近蔵庭では地域づくりの研修や視察を兼ねた団体様も来てくださいますし、僕が関わろうとする仕事の延長で他県からお越しくださった団体様に平日特別にランチ営業させていただいたこともありました。(平日のランチについてはウェブサイトで告知はしていませんが、ご相談に応じる場合があります。)お食事はもちろんですが、会議室として使ってくださったり、コミュニティが生まれる場として蔵庭があることは「カフェの本質」とでもいいますか、大変光栄なことと感じています。
10月18日(日)には島根UIターンフェアの仕事で広島まで行ってきます。9月は大阪に行きましたし、11月上旬は東京・渋谷にも行きます。僕は「仕事をつくる楽しさを島根で知った=だから僕は移住した」という部分で目一杯お伝えしていくつもりです。いいたいことはただひとつ、「田舎で仕事つくろうぜぃ。」これだけです。
誰もが起業・創業したいわけではありませんが、これからの時代、自分の人生を主体的にデザインすることはとても大切なことだと思っていますし、そのためにどんなに小さくても自分だけしかできない分野で小商いをはじめることはとても意味のあることだと思うんです。東京・八王子にいるよりも島根にいる方が断然”体感温度”が高いので超エキサイティングです。あらゆる意味で都市部で経験値を重ねた人は地方都市で活躍できる場はふんだんにあるように思います。まだまだ全然プレイヤーが足りません。
東京でのまとまった仕事を終え、11月14日(土)からカフェ営業を再開します。(何度もお伝えしていますが、10月19日(月)〜11月13日(金)まで東京出張のため、kuraniwaカフェのみ臨時休業とさせていただきます。)ひとまず年末までは島根でやるべきことをやりますが、イベントや忘年会など楽しいこともたくさんありそうです。2016年も様々な企画で島根で仕事ができるかと思うと楽しみで仕方ありません。