大森、温泉津とつながる蔵庭

 

こんにちは。今年1本目の蔵庭日記です。日々のできごとはすっかり@kuraniwa_lifeに任せっきりです。

昨日、大森町のベッカライ コンディトライ ヒダカさんからのお誘いを受けて作った「お弁当リレー」の販売がありました。京都の和食料理人である牧田旬加さん とのコラボレーション企画。予想を大きく上回るくらいのご注文をいただくことができ、無事に終えることができました。関係いただいたみなさま、お買い求めくださったみなさま、ありがとうございました!

僕も買わせていただきました。春の香りがします。ああ!立春がとっくに過ぎてもまだまだ寒い日が続く山陰地方!春が待ち遠しい!

〔お弁当献立〕

蔵庭×牧田旬加|||◎雑穀入り五分付きご飯(自然栽培米)◎大穴子のフライ -山椒醤油-◎車麩の照り焼き◎京風だし巻き◎自然栽培はんだ牛蒡の梅煮◎人参と胡桃の白和え◎菜の花の胡麻和え

「店舗をもたない」「パラレルワーカー」と牧田さんのインスタにあるとおり、自由に、やりやすいように、なにより自分の好きなようにお仕事をされている印象をお見受けします。今、僕のまわりでも個人で新しい働き方(やり方)とスタイルで活動している人が多く、コロナ禍の社会であっても「必ずそこには生き残るワークスタイルがある」を実践しています。もちろん業種や職種によるところが大きいですが、スキルといい人間関係さえあれえば自分の頑張りでいくらでもやっていける、ということだけは間違いありません。とてもいい時代であると僕は常々思っています。

コラボレーションのきっかけは温泉津に2021年春にオープンしたランドリー・キッチン・ドミトリー形態のWATOWA。県外からクオリティの高い料理人が続々とやってきてスケジュールが次々と埋まっていきます。地元の人が食べたことのない料理を楽しめる場所として親しまれていて、シェアキッチンって難しい?を覆すほどの実績ができているように感じます。
はじめて島根に来た方がどんどん新しいつながりを生んでいく、とてもいいサイクルですよね。個人的にはWATOWAが温泉津の活気を取り戻しているとさえ思っています。うちも家族でよく寄らせていただいていますが、毎回いろんなキャラクターの方がいて実に面白い!
そうそう、望さんは牧田さんの料理教室で普段はほとんどやることのない卵料理をどうしても受けてみたいと参加するようです。少しだけ「だし巻き卵の作り方」を教わったようですが、感動して帰ってきました。牧田さんは2月いっぱいWATOWAにいらっしゃるようですので興味のある方はぜひ!

そしてヒダカさん。ここにもシェアキッチンと呼べるスポットができ、やっぱり県外の料理人さんがやってきてポップアップの場を作っています。ヒダカさんはパフォーマンスしてくる人のことをとても丁寧に考えてくれていて、大きな視点で見守ってくれてるというか、大きなやさしさを感じます。やっぱりそういう人のところには人が集まってきますよね。

蔵庭スタッフのゆうがちゃんもこの場所で期間限定でカフェラテを提供していたり、WATOWAがやっていることも含めてみんなで場所を共有することで普段あるコミュニティがよりよくなっていくように見えます。

と妙に客観的になってしまう僕ですが、それくらい今の温泉津と大森には新しい風が吹いています。(まだまだニュースはあるんですよ!)

来月からは蔵庭・カフェの2022年のスタート。元気で明るいスタッフが一生懸命働いている姿に僕はいつも元気をもらっています。