『FUN!FUN!ナチュラルワイン Vol.2 @蔵庭』のお知らせ

 

 


『FUN! FUN! ナチュラルワイン Vol.2』

2024年6月16日(日)
10:00〜15:00
@蔵庭|KURANIWA
※外の土手スペースに特別会場を設営します。

 


【ナチュラルワイン】
Wine Shop ONLIST
島根で初のナチュラルワイン専門店であるONLISTでは、美味しさはもちろん、魅力的な生産者たちのワインにこだわって「真のナチュラルワイン」をセレクトしています。(ONLISTのSTORESより)
Wine Shop ONLISTのラインナップはこちら

【フード】

Fathers・風のえんがわ・トラットリア キツツキ・ベーカリー紬麦・カフェ KURANIWA


〜 イベントスタイル 〜

会場内にナチュラルワインやソフトドリンクが並ぶドリンクカウンターがあります。
会場にはFathers、トラットリアキツツキ、風のえんがわ、ベーカリー紬麦、カフェkuraniwaのブースが並びます。
1DRINKチケット(500円)を会場入り口でご購入いただき、お好きなお店でお好きなメニューをお買い求めください。
雨天時は蔵庭の店舗内で開催します。(荒天の場合は中止となります)

★ワインが飲めない方でもご来場いただけます。(ビールやソフトドリンクなどご用意しております)
★未就学児は入場無料(1DRINKチケット不要)で入場いただけます。
★椅子やテーブルが十分ではないので、ピクニック気分でレジャーシートやキャンプ椅子などご用意ある方はどうぞご利用ください。

★20歳未満の方でも大人の方とご一緒であればご来場いただけます。お子様も大歓迎です。

 

〜 メニュー 〜

 

 

★当日は紙のメニュー表などの用意はいたしませんのでスマホにてご覧いただきますようお願いいたします。
※都合により内容が変更する場合もあります。

 

イベントについて
・当イベントは1ドリンク制/人(500円)となっております。(ワイン以外にもご用意あります。)
・それぞれのお店でキャッシュオンにて商品をお求めください。
・ガーデンパーティを楽しんでいただきたく、レジャーシートやキャンプ椅子などの持ち込みは常識の範囲内でどうぞご使用ください。
・雨天時は店内のみでの開催となります。(荒天中止となります)

大切なお知らせ
・お酒を飲むイベントです。飲酒運転・未成年飲酒は法律で禁止されています。
・公共交通機関でのご来場をおすすめいたしますが、お車やバイク、自転車をご利用の方は自己責任のもとにご来場ください。

イベントの問い合わせ
gotsu at kuraniwa.jp
基本メール対応とさせていただきます。

駐車場について
・蔵庭駐車場が満車の場合、近隣のスペースをご案内します。
・駐車場の事前予約は行っておりません。また、駐車場におけるトラブルや事故については当イベントは責任を負いません。

 

 

 

ナチュラルワインとは?


「ナチュラルワインをみんなで楽しもう」というコンセプトの本イベント。

知識や情報はさておき、美味しいことがイチバンだよねと思いつつ、それでも少しでも予備知識をもっておくことでよりワインの味わいが深まったり、楽しめることはきっとあるだろうと思います。

ナチュラルワインとは、一体どんなワインのことを言うのでしょうか。

「自然派ワイン」「ナチュール」「ヴァン・ナチュール」などと呼ばれたりもしますし、他にもオーガニックワインやビオワインなど、安心安全でカラダに良さそうなネーミングやカテゴリーがたくさんありますので、いまいち違いがよくわからない、と感じる方もいるはずです。僕はもちろん専門家でありませんし、多くを語ることはできませんが、少しでもこのイベントとナチュラルワインに興味を持ってもらえたら嬉しいなと思っています。本イベントでは「ナチュラルワイン」の呼称で統一しています。

 

 

ナチュラルワインは農薬や化学肥料を使用せずに、育ちが良く、健康な状態のぶどうで作られていることが特徴で、栽培・醸造の条件も厳しいとされています。醸造においては酵母添加や補糖・補酸、添加物の使用など人工的な行為を一切排除する、という考えのもとからつくられます。

ぶどうは手摘みで収穫し、天然酵母を使用、茎なども入れた全房発酵や白ブドウでも果皮ごと醸し、通常行う仕上げの清澄や濾過はしません。これはノン・コラージュ、ノン・フィルターと呼ばれます。ワインの色が濁っていたり瓶の底に澱(オリ)が溜まっていたりするのを見かけますが、これはぶどうの「旨み」がしっかりと凝縮されている「証拠」でもあるのです。

また、グローバル規模の大量生産はせず、ほとんどが小規模なワイナリーで小ロットで生産されています。生産にかかる手間を考えれば必然的に高価なものが多いことも頷けますが、まさにワインクリエイターこだわりの1本とされ、世界に拡がるナチュラルワインファンを楽しませています。

食や農産物を語る上で「サステナブル(持続可能な社会)(環境保全)」という言葉が当たり前に使われる時代になりました。環境保全に対して先進的なドイツやイタリアといった国々においては、ワインが本来の姿で多くに人にとって楽しんでもらえるよう懸命に努力するそのプロセスに世界が注目しています。

生産性の向上(大量生産)のために使われ始めた農薬や除草剤は、生物多様性を損なわせてしまいます。オーガニック野菜が美味しいように、不純な物質や人工物を使わない自然の力でつくられたナチュラルワインはやっぱり美味しい、とつくづく思います。

余談ですが、今春ニュージーランドのワイナリー巡りをした際、一帯にあるほぼすべてのワイナリーが国の規定に基づいた環境保全の取り組みを行っていることを目にしてきました。テイスティングでセラーを訪れてもその取り組みを口にしないワイナリーはひとつもありませんでした。ワインフェスティバル然りです。ニュージーランドや欧州各国の自然派を掲げるワイナリーにとって環境保全活動は自分たちの暮らしを守る行為そのものであり、世界のワインが産業としてが支持され、存続するためにも環境を重んじる姿勢は不可欠です。

もともとは「土地」を意味するフランス語『terre』から派生した言葉で「ぶどう畑を取り巻く自然環境要因(日照時間や気温、降水量、地質や水はけなど土壌の状態や地形に至るまでの生育環境全般)」を指す言葉『テロワール』は今では「土地への愛情」とも解釈され、ワインのつくり手もテロワールの一つの要素として捉えられるようになりました。1本のナチュラルワインから「世界の今」を読み解く面白さがあります。

 

Have Fun!