『FUN!FUN!ナチュラルワイン』開催のお知らせ
『FUN! FUN! ナチュラルワイン』
2023年10月29日(日)
11:00〜16:00
@Fathers〔島根県浜田市殿町123−4〕
【ナチュラルワイン】
Wine Shop ONLIST
【フード】
Fathers・風のえんがわ・トラットリア キツツキ・ベーカリー紬麦・カフェ KURANIWA
美味しいものと語らいが大好きな仲間たち。
わたしたちの共通点はこの町で飲食店をやっていることと、“ナチュラルワイン”が好きなこと。
何より楽しいこの時間。
「浜田か江津でこの楽しい時間にいろんな人を呼びたい!」 というはなしになったのはとても自然な成りゆきでした。
ナチュラルワインを楽しく味わうために、というテーマのもと、 レストラン、トラットリア、カフェ、ベーカリーのシェフたちが集います。
錦秋の夕日ヶ丘、Fathersの庭。 おひとりでも、どなたとでも。
Have a Fun!
『Fathers』『Wine Shop ONLIST』『風のえんがわ』『トラットリア キツツキ』『ベーカリー紬麦』『カフェ KURANIWA』(※順不同)の6つのお店が集い、「ナチュラルワインをみんなで楽しもう」をテーマにしたイベントを開催します。
店舗全員で企画し、運営するという特別なイベントです。イベントの内容や詳細はもちろん、ナチュラルワインのことやこのイベントのコンセプトについてもお伝えしたいと思います。
※便宜上、蔵庭ウェブ内で本イベント情報をまとめさせていただいています。
※このページは随時更新していきます。
- ナチュラルワインとは?
「ナチュラルワインをみんなで楽しもう」というコンセプト。知識や情報はさておき、美味しいことがイチバンだよねと思いつつ、それでも少しでも予備知識をもっておくことでよりワインの味わいが深まったり、楽しめることはきっとあるだろうと思います。
ナチュラルワインとは、一体どんなワインのことを言うのでしょうか。
「自然派ワイン」「ナチュール」「ヴァン・ナチュール」などと呼ばれたりもしますし、他にもオーガニックワインやビオワインなど、安心安全でカラダに良さそうなネーミングやカテゴリーがたくさんありますので、いまいち違いがよくわからない、と感じる方もいるはずです。僕はもちろん専門家でありませんし、多くを語ることはできませんが、少しでもこのイベントとナチュラルワインに興味を持ってもらえたら嬉しいなと思っています。本イベントでは「ナチュラルワイン」の呼称で統一しています。
ナチュラルワインは農薬や化学肥料を使用せずに、育ちが良く、健康な状態のぶどうで作られていることが特徴で、栽培・醸造の条件も厳しいとされています。醸造においては酵母添加や補糖・補酸、添加物の使用など人工的な行為を一切排除する、という考えのもとからつくられます。ぶどうは手摘みで収穫し、天然酵母を使用、茎なども入れた全房発酵や白ブドウでも果皮ごと醸し、通常行う仕上げの清澄や濾過はしません。これはノン・コラージュ、ノン・フィルターと呼ばれます。ワインの色が濁っていたり瓶の底に澱(オリ)が溜まっていたりするのを見かけますが、これはぶどうの「旨み」がしっかりと凝縮されている「証拠」でもあるのです。
また、グローバル規模の大量生産はせず、ほとんどが小規模なワイナリーで小ロットで生産されています。生産にかかる手間を考えれば必然的に高価なものが多いことも頷けますが、まさにワインクリエイターこだわりの1本とされ、世界に拡がるナチュラルワインファンを楽しませています。
食や農産物を語る上で「サステナブル(持続可能な社会)(環境保全)」という言葉が当たり前に使われる時代になりました。環境保全に対して先進的なドイツやイタリアといった国々においては、ワインが本来の姿で多くに人にとって楽しんでもらえるよう懸命に努力するそのプロセスに世界が注目しています。生産性の向上(大量生産)のために使われ始めた農薬や除草剤は、生物多様性を損なわせてしまいます。オーガニック野菜が美味しいように、不純な物質や人工物を使わない自然の力でつくられたナチュラルワインはやっぱり美味しい。
余談ですが、今春ニュージーランドのワイナリー巡りをした際、一帯にあるほぼすべてのワイナリーが国の規定に基づいた環境保全の取り組みを行っていることを知りました。様々な取り組みを目につくところに掲げていましたし、テイスティングでセラーを訪れれば環境負荷に対しての取り組みを口にしないワイナリーはひとつもありませんでした。ワインフェスティバル然りです。ニュージーランドや欧州各国の自然派を掲げるワイナリーにとって環境保全活動は自分たちの暮らしを守る行為そのものなのだなと感じます。
もともとは「土地」を意味するフランス語『terre』から派生した言葉で「ぶどう畑を取り巻く自然環境要因(日照時間や気温、降水量、地質や水はけなど土壌の状態や地形に至るまでの生育環境全般)」を指す言葉『テロワール』は今では「土地への愛情」とも解釈され、ワインのつくり手もテロワールの一つの要素として捉えられるようになりました。1本のナチュラルワインから「世界の今」を読み解く面白さがあると感じます。
ナチュラルワインのエチケット(商品ラベル、ジャケット)は実に個性的。アーティスティックで、クリエイティビティに溢れていて、デザイン眺めてるだけでも楽しく、例えが古いのですが、レコードやCDをジャケ買いした昔をつい思い出してしまいます。(「ジャケ選び」「ジャケ買い」おすすめです。)
小難しい話をしてしまいましたが、ナチュラルワインについてよくご存知の方もいらっしゃるでしょうし、今回初めて味わってくださる方もきっといらっしゃるでしょう。見た目や色、香り、ボトルデザイン、味と同じようにつくり手や生産地の背景を知るのもやっぱり面白いんですよね。イベント当日のONLISTのラインナップが楽しみです。
- メニュー
各店舗のメニューを公開する予定です。
※随時このページは更新していきます。
- インフォメーション
イベントについて
・当イベントは1ドリンク制/人となっております。
・それぞれのお店でキャッシュオンにて商品をお求めください。
・ガーデンパーティを楽しんでいただきたく、レジャーシートやキャンプ椅子などの持ち込みは常識の範囲内でどうぞご使用ください。
・雨天時は店内のみでの開催となります。(荒天中止となります)
大切なお知らせ
・お酒を飲むイベントです。飲酒運転・未成年飲酒は法律で禁止されています。
・公共交通機関でのご来場をおすすめいたしますが、お車やバイク、自転車をご利用の方は自己責任のもとにご来場ください。
・未成年の方のご来場はできません。(場合により身分証を確認させていただくことがあります。)
駐車場について
・Fathers駐車場はご利用いただけません。周辺のパーキングサービスをご利用ください。
・日本海信用金庫(殿町・本店営業部)様のご厚意によりイベント開催時間内に限り、駐車場をご利用いただけます。
・駐車場の事前予約は行っておりません。また、駐車場におけるトラブルや事故については当イベントは責任を負いません。
イベントの問い合わせ
gotsu at kuraniwa.jp
基本メール対応とさせていただきます。